
みなさんこんにちは、ノエビアの山村野乃です。
オリジナルの植物研究や成分分析を続けて30年。
ノエビアは、その研究成果を学会などで発表しています。
今回は、滋賀研究所 杉田から、「日本薬学会第130年会」での研究発表についてレポートをお届けします。
みなさんこんにちは、滋賀研究所の杉田です。
私が担当しているのは主に分析業務で、化粧品に配合する原料や植物エキスの内容成分を、さまざまな精密装置を使って確認しています。
また、植物中の成分の構造解析を行い、植物中にある美容効果の高い成分を明らかにする研究活動も行っています。
■「日本薬学会第130年会」レポート
3月28日(日)から30日(火)、岡山市内6会場にて、「日本薬学会第130年会」が開催されました。
大学から公的研究機関、企業、高校生と多方面から参加されており、参加者数は約9000名に。
私達の発表は桃太郎アリーナで行われ、「日本生薬学会第56回年会に続き、「シマナンヨウスギ」について研究報告しました。


2009年10月の「日本生薬学会第56回年会」では、シマナンヨウスギ抽出エキスの皮膚細胞への有効性について発表しましたが、その後、さらにシマナンヨウスギ抽出エキス中の成分について研究を進めてきました。


植物のエキスには、数多くの成分が含まれています。
まずはシマナンヨウスギのエキスを抽出。クロマトグラフィーという方法でいくつかの成分に分けていきます。その中で効果の高い成分を見つけ出し、その成分をさらに分けていきます。このような操作を繰り返し、ついには1つの成分にたどり着きます。
このようにして分けていった成分の構造解析を行なった結果、抗酸化作用の強い成分のひとつが「ネオクロロゲン酸」であることを確認しました。
「ネオクロロゲン酸」はポリフェノールのひとつです。
昔からあったこのナンヨウスギ属の植物が恐竜のエサとなっていたとしたら、人間がビタミンCを補給するように、このネオクロロゲン酸が、あの大きな恐竜の体を維持するために一役かっていたのではないかと研究者としてはついつい想像力を働かしてしまいます。
植物中の美容効果の高い成分をひとつひとつ研究し明らかにすることで、より良い商品作りにつなげていきたいと思っています。
みなさんに安心して満足いただけるような商品を開発できるよう、これからも頑張ります!
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